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青春を山に賭けて (文春文庫 う 1-1)
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| ジャンル: | 旅行,観光,トラベル,旅行ガイド,海外旅行,観光情報
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4年数ヶ月、放浪放浪旅の記録
他の著者の作品を読んでいたためか、特に目新しさは感じませんでした。
大学を卒業して約1年間就職した後の4年数ヶ月の放浪記を本書にまとめたもの、という感じです。
彼の著書の中では一番有名で良く知られた作品だとは思いますが、4年間の放浪生活全般を記述していて、ここの冒険に関しては深く絞りきれておらず、読んでいて全体的にのっぺりとした印象しかなかった。
このため、他のレビュアーの評価は高めですが、私自身の評価は星3つとさせていただきました。
同じ山を舞台にした著者の作品の中では、『エベレストを越えて』の方が個人的には良かったです。
恥ずかしながら…
私は、植村直己という人に対して、「有名な登山家」
という程度の知識しかありませんでした。
(消息を絶ったのが物心つく前だったので…)
そのため、この本を読んで、
植村さんの実績にとても驚きました。
この本は、
本が書かれた1972年までの記録集といった感じの内容です。
もちろん、人との出会いや情熱的な心情なども描かれてはいるのですが、
全体的にみると、事実をたんたんと書いている印象があります。
素材(体験)としては素晴らしいのですが、
全体的には少し盛り上がりに欠けるものでした。
個人的には、もっと出会いや心情などを掘り下げた造りであれば、
更に楽しめたとは思うのですが…。
(人柄を感じる文章であり、それが長所であるのかも知れませんが)
個人的な評価は星3つとさせていただきました。
素直にかっこいい
伝説の冒険家植村直己の5大陸最高峰の登頂記。
どの登頂記も感動するが、印象的なのはその無鉄砲さ。
しかし、彼はやると決心したらやるのです。だからこそすごい。
山に登ることはよく人生にたとえられますが、まさにそうなのだろうと思います。
若き日の植村さんが残した言葉には、
長年人生を歩んできたかのような洗練されたかっこよさがあります。
人生日々チャレンジしたい人には必ず響くものがあるはずです。
魂の先輩。
日本を代表する稀代の登山家・冒険家である植村直己さんの自叙伝です。ところが読んでみると不思議なほど自己顕示欲・きらびやかさは感じられません。飾り気のない素直な、どこにでもいる一人の孤独な若者のやり切れない様々な気持ちの断層が切り取られ表現されています。
私はいつしか沢木耕太郎さんの「深夜特急」シリーズを思い出していました。あの作品に漂う不思議な倦怠感のようなものとはだいぶ違うかもしれません。しかし自分の思いをそのままそこに留めておくことができず次から次へと世界的な冒険(あるいは放浪)に自らを駆って行ってしまう若者の勢いとコントロール不能なドライブ感に、どこか共通するものを感じてしまったのです。時代を経た後輩達に大きい影響を与え、似たような行動に駆り立ててゆくとこなんかも似てないでしょうか?
20世紀の代表的な冒険家
日本、そして20世紀の代表的な冒険家である植村氏の青春時代の手記です。ごく普通の大学生が、人類未踏の山に挑む冒険家になっていく過程が、本人によって正直に語られています。
日本での大学時代、アルプス、ヒマラヤ、アフリカ、南米、アマゾン川、そしてエベレストと、世界を舞台にした旅。実際に体験した人で無ければ出てこない言葉で書かれています。「懸命にやってみろ」とよく言いますが、命を懸けて事に望むことはそうざらにあるわけではありません。この本には、本当に「懸命」に生きた、行動した時間が書かれています。
体力に自身があり、孤独に耐えられ、現代社会に何かもの足りなさを感じている若い人は、この本を読むと良いでしょう。
人はどうして命をかけてまで冒険に出かけるのでしょう? かっこいいから、そこに美しいものがあるから、気持ちが良いから、人と同じことはやりたくないから、何かを征服したいから、でしょうか。植村氏は言っています。「未知なる物への探求と可能性への挑戦、人類の可能性に挑戦するために」冒険するのだと。また、「苦労が大きければ大きいほど、後でそれに比例した大きな喜びが返ってくる」とも言っています。
冒険とはなんでしょう? 現状に満足せず、これまで誰も成功したことのない困難に挑戦することでしょうか。 他人には簡単な事でも、自分にとって困難な事に挑むことも冒険でしょうか。 そうであれば、人が成長するには冒険が必要であり、人類は進歩するには、未踏の冒険家が必要です。貴方は、どんな冒険に挑んでいますか? 何に挑戦していますか?きつい問いです。でも何にも挑戦しなければ、つまらない人生です。
文藝春秋
植村直己 妻への手紙 (文春新書) 極北に駆ける (文春文庫 う 1-2) 落ちこぼれてエベレスト (集英社文庫) エベレストを越えて (文春文庫 (178‐5)) 100万回のコンチクショー (集英社文庫)
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